2025.04.29
フジカケ通信
ステンレスは英語でstainless steelと言い、直訳すればステンレス鋼となり、これが日本での正式名称となります。stainlessとは「さびない」と言う意味です。
厳密には「さびにくい」という意味も含まれます。
stain(さび、しみ、汚れ)less(にくい) ”さびにくい”
steel(鋼、こう) 鉄
ステンレス=さびにくい鋼(鉄)
よく、「ステン ステン」と言われている方もいますが、直訳すると
「さび さび」 「しみ しみ」 「汚れ 汚れ」と言っている事になりますね。
ステンレスの種類で一般的によく言われるSUS304(18-8ステンレス)はステンレスの種類の1つとなり
鉄74% クロム18% ニッケル8%の合金になります。
※鋼(鉄)が成分のほとんどなので、”さびない”ではなく”さびにくい”が正しい認識です。
また、ステンレス鋼にも色々な種類があり、製造する物、用途により変わります。
代表的には、SUS304 SUS410 SUS430が有ります。
SUS304の板は比較的くっつきにくいですが、SUS430。SUS410などはくっつきます。
ステンレスは加工をする際に、加工磁性を持つ特徴があります。
流し台、スプーン、フォーク、ナイフなどはSUS304系の材料が多く使われています、曲がっている部分に磁石を近づけると
くっつきます。ご家庭でお試しください。
ステンレスの種類による違い、詳しくは、別の機会にご説明します。